サイトについて
地域密着の不動産会社に勤務していました。現在は他業界に勤めるしがないサラリーマンですが、今まで得た知識を役立てたいと思いこのサイトを開設しました。これから土地を購入される方への良いアドバイスとなれば幸いです。
土地情報の集め方については、今は基本的にインターネットになります。不動産のインターネットの情報は、不動産ポータルサイト、各不動産会社の自社サイトに大きく分かれます。不動産ポータルサイトの数は多く、リクルートが運営するスーモ(SUUMO)、株式会社ネクストが運営するホームズ、アットホーム、ヤフー不動産などが主立ったところで、その他数々あります。
自社サイトに関しては、ほとんどの不動産会社で開設、運営を行っています。大手不動産会社は、自社で売主さまから直接販売を請負った(媒介契約を締結した)物件を中心に掲載しており、掲載数は、エリア単位で見ると多くはありませんが、室内写真の掲載や売主さまからのコメントを掲載するなど、情報が詳しいことが特徴。また大手以外の独立系の中堅不動産会社のサイトでは、掲載数が多かったり、1物件当りの情報量がとても多かったり、個性的なサイトもあります。
※なお最近は不動産サイトの乱立により、運営していてもお問い合わせがほとんど無いため、実際はほとんど運営、更新されていないサイトもありますので、注意が必要です。また不動産広告は鮮度がたいせつです。ユーザーからのお問い合わせ獲得のために、商談が入った物件や場合によっては契約が終わった物件を掲載し続ける不誠実な不動産会社も一部あります。他の不動産会社ではすでに成約になって掲載されていないが、掲載を続けている不動産会社は注意した方がいいと思います。
ポータルサイトと不動産自社サイト、それぞれで得られる情報が違うので、状況に応じて使い分けるのが大事です。 土地勘が無い場合などはまずは多くの情報を集めるところから始めるのがいいでしょう。
U・Iターンに合わせて、物件を探していても、なかなか希望の物件が見つからない場合があります。そんな時は独自の情報が得られるサイトや、別の視点から物件を探せるサイトなどで探してみましょう。
東京でも23区などの都心部、大阪、兵庫でも大阪市や神戸市などの大都市は情報が集めやすいのですが、地域によってはポータルサイトや中堅不動産サイトでも情報があまり得られない場合もあります。そんな時は地域密着型のサイトで情報を集めるというのも有効な手段です。
情報収集の為には、出来るだけたくさんのサイトをハシゴした方がいいに決まっているのですが、これだけ沢山サイトがあると、全てを確認するのは無理です。 そこでおススメしたい方法のまず一つは、5つ前後のサイトをブックマークする。そしてほとんどのサイトで、検索条件を記憶させられますので、5つのサイトを巡回して、検索を繰り返す方法。またブックマークするサイトは、まずポータルサイトを一つ。次に独自の情報があるサイト、そしてその地域で力のある独立系の中堅不動産のサイト。これらがおすすめです。
もう一つの方法は、希望条件に基づいた情報が送信されるメールマガジンに登録することです。サイトによっては物件の検索条件で、そのままメールマガジンの登録が行える様になっています。また不動産会社の自社サイトでは、会社によっては、希望条件を登録すれば、サイトに掲載していない新着物件の情報もあわせて、メールで送ってくれるので、売り出し物件を漏れなく把握することが出来ます。物件をサイトに掲載する為には、売主さんと売主さんを直接担当している不動産会社の許可が必要です。そのため、実はサイトに掲載されていない売り出し中の物件も多数あります。
先述の通り、確かに複数のサイトをくまなくチェックすれば、現在市場に売り出されている物件の大半を網羅することはできます。しかし実際には、様々なサイトを毎日チェックするのはとても大変です。ポータルサイトによっては、同じ物件が複数掲載されていたり、複数のサイトをハシゴしても、別のサイトで見たことのある物件ばかりだったり…。自力で土地情報を精査するのには、時間も労力もかかります。
そんなときは、プロに頼りましょう。実は不動産の市場は、各不動産会社間で物件情報を共有する仕組みになっています。つまり、直接売主から売却依頼を受けている不動産会社だけがその物件情報を持っているわけではなく、各不動産会社はそれぞれに、市場に出ているほぼ全ての物件情報を持っているということです。1つの不動産会社に行けば、それだけで、インターネットサイト等への広告ができない物件情報を含め、ほぼ全ての物件情報を得ることが可能になります。
まだ情報収集をしている段階では、なかなか直接不動産会社に出向くのは勇気がいるかもしれません。しかしそれが土地探しにおいて、一番効率的な近道です。またプロに相談することによって、自分では思っても見なかった条件の物件に惹かれる、なんてこともあります。不動産会社の担当の方には、自分の物件探しの要望、背景、状況をきちんとお伝えして、真摯に対応してくれる不動産会社を見つけましょう。